コークス乾式消火設備 (CDQ設備)

　蒸し焼きされた赤熱コークスを、従来の水ではなく循環ガスで消火する設備です。
コークスの品質を均一化させると同時に、水による湿式消火では水蒸気として廃棄していた熱量を電力に変換して回収することができます。
現在、1AB炉団CDQ、2AB炉団CDQの2基体制で操業しており、環境面においてもCO2ガス排出量の削減や粉塵対策などに大きく寄与しております。

　発電した電力はコークス生産および化成品製造等に使う自家電力として消費され、余剰電力については売電しています。
ゆくゆ くは、国際物流特区である響灘地区におけるエネルギー供給基地として発展していくことを期しております。